用語集

AR(拡張現実)

読み方えーあーる(かくちょうげんじつ)

解説

ARとは、「Augmented Reality(アグメンティッド・リアリティ)」の略で、日本語では「拡張現実」と称される。現実世界の情報に、画像や動画、CGなどのデジタル情報を加え、本来は存在しない情報を表示する技術である。実用例として、Googleが発表した「Word Lens」は、さまざまな言語を瞬時に翻訳するARアプリで、スマホを他言語のテキスト情報にかざすと読み取った情報から自動で翻訳し、母国語で表示するサービスである。また、大ヒットしたゲームアプリ「ポケモンGO」は、ユーザーが移動して見える現実世界にポケモンが出現し、冒険が進行するゲームである。さらには高度な知識や技術が必要な医療分野においても、難しい手術や遠隔医療などで既に活用されている。

使用例

当初ARは、ゲームなどエンターテインメントの分野での活用が主であったが、現在では医療や物流などの分野で業務の効率化に用いられている。

関連語

  • VR(Virtual Reality:仮想空間)/MR(Mixed Reality)





監修者プロフィール
数年前、アジアのシリコンバレーと呼ばれる深センでは、日本企業が深セン企業を視察するブームが起こっていました。その時、私は同時通訳として、日本企業視察団の人たちと一緒に様々なスタートアップや起業事例に触れる機会に恵まれました。大手日系企業で働く中で、数々の企業の創新創業のパワーに感動して、深センに進出。現在は、IngDanアカデミー編集長として、深センを拠点に、中国パートナー企業の開拓・関係強化、調査やリサーチ、最新DX情報の発信を行っています。

聂 宏静(Nie Hongjing)
IngDanアカデミー編集長

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