施設内部でも道案内に対応できるナビ?広州病院に導入

2021年3月16日

広州中薬学大学第一付属病院は広州市白雲区にあり、敷地面積18.8万平米、46箇所の診療科を置けて、年間診療患者数280万人を超え、年間入院患者数約7.7万人になる超大型総合中医学病院。患者さんがご来院中によくあった道迷い、受診手順間違い等の問題に対し、更なる親切、素早い、便利なサービスをご提供できるよう、スマート病院の一環として、病院内部すべての道案内ができるスマートナビを導入することになった。

 

受診に関するすべての流れをガイドし、サポートする

一般的診査の流れでは、受付-診査-検査-次回ご予約-会計-お薬等複数な手順を行うべきだが、スマートナビを同院のWeChat公式アカウントに入れることで、診査情報を患者さんのWeChatに送信することが可能になる。患者さんがそのメッセージを御覧になると、現段階の受診情報、済ました診査項目、これから行く診査の種類と場所等すべての情報をご確認する事ができて、次の目的地までのルートを示してくれる。受付からお薬を受け取るまで、いつでもどこでも情報を提供し、診査の流れを簡単に理解できるし、安心感と余裕をもたされ、気楽に受診できる事を図る。

スマートナビのガイドページで診療室の情報を確認する以外にも、目的地の検索も可能である。それに、フロアの情報一覧ページで、向かう診査部門やフロアを選択すると、目的地の位置が表示される。分かりずらそうな場所があったら、直接その名前で検索して、関連性と距離の高い順番から検索結果が表示される。テーピングが不便な場合、音声検索機能を使って、マイクボタンを押しつつ、名前を口にすると、診査サポートスマートナビに認識され、目的地が自動的検索される。中国語と広東語に対応できる。

 

ワンタッチの簡単操作で診査場所と通路情報をすべてゲット

検索中、受診者体の都合により、階段なし、障碍者専用施設を利用できる等の情報を含め、ルートに関する複数な組み合わせで提供される事が可能、ご自身の状況により適切なコースをお選びください。進行中に、オンラインサービスで進行方向、行先まで必要な時間と距離等の情報を観測し、スマートナビの画面上に表示され、到着地まで正確と丁寧に導くことができる。

左図、フロアの情報一覧ページ

右図、受診者体の都合により、階段なし、障碍者専用施設利用など、複数の通路情報が提供

 

位置情報を共有して、家族や友達と簡単で合流できる

家族や友達のお見舞いをしに来て病室が見つからない時、友達とはぐれて迷子になった時にはご心配なく、診査サポートスマートナビの位置情報共用機能を使って、WeChatで友達やご自身の位置情報を送信して、リアルタイムで相手と位置共用する事ができて、手撮り早いで相手を見つかって、合流できる。

 

著者プロフィール
数年前、アジアのシリコンバレーと呼ばれる深センでは、日本企業が深セン企業を視察するブームが起こっていました。その時、私は同時通訳として、日本企業視察団の人たちと一緒に様々なスタートアップや起業事例に触れる機会に恵まれました。大手日系企業で働く中で、数々の企業の創新創業のパワーに感動して、深センに進出。現在は、IngDanアカデミー編集長として、深センを拠点に、中国パートナー企業の開拓・関係強化、調査やリサーチ、最新DX情報の発信を行っています。

聂 宏静(Nie Hongjing)
IngDanアカデミー編集長

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